連合会とは

委員長挨拶

日本キリスト教連合会
委員長　土屋潔

敬愛する皆様方に、主の平和が豊かにありますように。
私はこの度、日本キリスト教連合会委員長に選ばれました日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団理事長・土屋　潔と申します。現在、新潟市西部にある新潟グレイスチャペルにて奉職しています。さて加盟団体を観ますとあらためて言うまでもないことではありますが、他の超教派団体では見られない拡がりを有していることは感謝です。
ところで、１９世紀の明治維新により開国が進められ、海外からの人と物などの流入があり、宣教師等も救霊のために来日して主のみ業に励んでこられました。その果実は、日本の社会では「教会・キリスト者」が信用される存在として、一定の評価を得ています。拙者もその一人で、地方で生まれ育ちましたが、いつしかキリスト者に対して「清く美しく」というイメージがあったので、最初に礼拝に参加する時には（こんな罪深い者が教会に来ていいのだろうか）と思ったものでした。さて現代という「時」に立つ教会とキリスト者には、神は次世代へのバトンとして何を期待しているのでしょうか。料理の分野で本来の味を一層に美味しくするために“追い”があり、追い鰹、追いチーズなど多彩です。先達たちキリスト者が残してくださった信仰の輝きに、さらに“追い”を加える働き、特にこの社会にあって「教会」としての矜持を積み重ねていき、主の期待に応えていきたく願います。
新型コロナによって世界は、アフターコロナのライフスタイルの変容が求められ、加えて民族紛争の多発化によるところの世界観の動揺が見受けられる中で、「不変の希望」を今まで以上に欲しているのではないでしょうか。殊に、日本人の心には諸行無常に表される底流が養生され続けていて、いつしか渇いていることさえ気づいていない半眠状態かも知れません。
どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、
聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。
ローマ人への手紙15:13【新改訳改訂第３版】
この「望みの神」は、パウロ自身も深く味わった果実そのものでした。
私たちキリスト者にはこの「望みの神」の果実に与るために、十字架の贖いによってリセットされ、神が創造された本来の姿に回復されました。失望や不安が覆う中で、今こそ主にあっての希望に裏打ちされる平和を、本連合会らしい活動で展開してまいりましょう。

2022/3/18

日本キリスト教連合会の役員

（１）顧問（任期２年、今総会より２年）
植松誠 （日本聖公会）
石橋秀雄（日本基督教団）
大柴譲治（日本福音ルーテル教会）
（２）参与（任期２年、今総会より２年）
今村嗣夫 （日本基督教団）
持永傳雄 （日本福音キリスト教会）
長岡淳三
（３）常任委員（任期２年、今総会より２年）
委員長　土屋 潔（日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団）
副委員長本田 勝宏 日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団）
川口薫（カトリック中央協議会）
中村 幸嗣 （日本バプテスト連盟）
江原慶亮（日本同盟基督教団）
滝田浩之 （日本福音ルーテル教会）
矢木良雄 （イムマヌエル綜合伝道団）
矢萩新一 （日本聖公会）
道家紀一 （日本基督教団）
法務顧問 櫻井圀郎 （「法と神学」のミニストリーズ）

加盟団体

関連団体

公益財団法人　日本宗教連盟

公益財団法人日本宗教連盟（略称：「日宗連」）は、宗教文化の振興をとおして心豊かな社会の形成をめざし、さらには世界平和へ貢献することを目的としています。
また、その目的を達成するため、信教の自由の尊重と擁護、並びに、政教分離の原則のもと、教派神道連合会、公益財団法人全日本仏教会、日本キリスト教連合会、神社本庁、公益財団法人新日本宗教団体連合会（以下「協賛団体」）及び、その他の団体と緊密に提携しながら活動しています。
日宗連は、信教の自由と政教分離の精神のもとにわが国において宗教団体相互の連絡、宗教文化の興隆、さらに世界平和への貢献を目的とし、昭和２１年６月２日に結成されましたが、このたび平成２４年４月１日より「公益財団法人」として生まれ変わりました。その歴史の土台の上に活動し、前進して行きます。

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